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vol.07 梅雨時の運転方法

梅雨の時期は、「冷房運転と除湿運転、どちらを使えばいいですか?」とご質問をいただくことがあります。
OMXの場合は、全熱交換換気により湿った外気も除湿して取り込んでいますので、梅雨の時期でも通常はおまかせ運転または冷房運転でご利用ください。
それでも湿気が気になる場合は、除湿運転に切り替えて、1時間程度運転してみてください。
部屋間の温湿度ムラが気になるときは、送風運転でムラを軽減することも有効です。
 
では、「冷房運転と除湿運転の違いって何?」と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。
ここでは、あらためて違いや注意点についてご案内します。


 
冷房と除湿の違い

冷房運転(おまかせ運転含む)
室内が設定温度付近になるように、「設定温度」でコントロールします。設定温度になってもすぐに止まらず、最低能力で運転を継続して湿度を下げる処理が行われます。
また、全熱交換換気により湿った外気はそのまま取り込まず、湿度を取り除いて換気するため、冷房運転(おまかせ運転)でも外気より湿度は低くなります。
 
除湿運転
室内の相対湿度が50%(※)付近になるように、また室内が設定温度付近になるように、「設定湿度」と「設定温度」でコントロールします。
※OMX-2(2022年12月~)の場合は、初期設定で60%または70%に変更も可能です。

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目的別の使い方

◎通常 → おまかせ運転(冷房運転)
 
◎湿度は高いが肌寒いので室温はそのままで湿度だけ下げたい → 除湿運転(1時間程度で十分です)
 
◎家全体の空気のよどみや部屋間の温湿度のムラが気になる → 送風運転(冷房・暖房はおこないません)
 


 

除湿運転の注意点

  • ・家全体の湿度を均一化するため、除湿運転するときは、ABC全ての系統「ON」がおすすめです。
  • ・外気温や室温、設定室温によっては、除湿運転を行わず、停止または冷房運転を行なうことがあります。
  • ・除湿運転は4時間で終了し、もとの運転に関わらず冷房運転に切り替わります。
  • ・運転状況にもよりますが、冷房運転より除湿運転の方が消費電力が大きくなります。
  • ・除湿運転、冷房運転停止後は機器保護のため数分間送風運転をおこないます。

 


機器の運転以外での湿度対策

お湯張り時や入浴時、料理中など、湿気が発生するときは、浴室やキッチンの換気扇を回して強制的に湿気を外に出すようにしてください。
 
 
 
 
 

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