vol.4 OMの家に住み続けたい!
静岡県御殿場市にお住まいのMさんは、20年前にOMソーラーの家を建てられました。静岡県とはいえ、富士山の麓の標高の高い場所のため冬は冷え込みが厳しいところです。高原のペンションをイメージした大きな吹き抜けのある開放的なリビング・ダイニングは、まさにOMらしい空間といえるものです。
Mさんは「太陽の暖かさはもちろんですが、夏の涼しさもとても実感しています」と語り、OMソーラーの効果にとても満足されていました。
きっかけは雨漏り
ハンドリングボックスが設置されている小屋裏もホビースペースとして活用しているMさんですが、ある時、屋根の下地にシミができていることを発見します。屋根に他社製の太陽光発電パネルを後から設置したことから、Mさんはまず太陽光発電のパネルを設置した業者に問い合わせ、点検してもらうことにしました。しかし、点検してもらったところその業者の施工箇所ではなく、OMの集熱面が原因ではないかという指摘を受けます。
OMソーラーへの連絡
施工した工務店はすでにOMソーラーを退会し音信不通となっていて、近くの別のOM工務店も廃業していたため、誰に連絡すればよいか分からなくなってしまったMさんは、最後の望みとしてOMソーラーへ連絡することにしました。
ハンドリングから聞こえるファンの音が大きくなっていることも感じていたMさんは、とりあえず、雨漏りのことには触れず、ハンドリングの音のことを伝え、「故障する前に点検してもらえないか?」という相談をしました。
50万円→260万円にアップ
OMソーラーから連絡を受けて点検のために訪問した会員工務店のSさんは、早速小屋裏に上がり、ハンドリングと雨漏りの確認をします。Mさんは一連の出来事を次のように振り返りました。「担当のSさんには本当にお世話になりました。何度も見積りし直してもらったり、集熱パネルに取り替えるという提案をいただいたときには、実際に現物を見せてくれたりして、そのほうが後々のリスクが少なくなるということを丁寧に教えていただきました。」
最初、雨漏りの応急処置だけなら50万円程度の費用で済むと聞いたMさんですが、Sさんからは「応急処置だけでは何年か後にまた同じ修理を繰り返すことになる可能性が高いです。これからも長くこの家に住むのなら、きちんと直したほうが結局は費用が抑えられることになり、OMも長く働いてくれると思います」という話を聞きます。
結局、集熱パネル化→外付け棟ダクト化→ハンドリング交換と、修理の費用は260万円まで膨らみました。
「安心」を語ってくれた
Mさんは正直言うと、そこまで費用を掛けるべきか迷いました。大きな決断でしたね。
見積りだけで決めていたら50万円で済ませていたかもしれません。ですが、Sさんは私たちのことを本当に思って提案してくれたのです。集熱パネルに取り替えるとどれだけ安心か、実物を見せてくれたことで納得することができました。そして、こうするといくらになる?じゃあこうしたらいくらになるの?など、出てきた見積りの内容について丁寧に説明を受けることで、選択肢を絞り込んでいくことになったのです。そのプロセスはまさにMさんにとって合理的な選択への作業となりました。
自分たちの立場に立ってくれたことへの対価
最後にMさんは次のように修理やメンテナンスの意味を語ってくれました。「260万円という費用を何年で回収することができるかと考えたら、とても割が合わない計算になると思います。ですが、私たちはOMソーラーの家を建て、折角だからこれからもOMソーラーの家に住み続けたいと思っています。これまで住んでいた心地よさを失いたくないし、修理(OMが停止)している間は本当にOMのありがたさを実感しました。駿河工房やSさんと出会っていなかったら、雨漏りの修理しかしなかったでしょう。でもそれは諦めることであり、結局後悔することになったと思います。 今思えば、修理の手が差し延べられたことが本当に嬉しかったんだと思います。」
Mさんは、この費用を自分たちのことを考えてくれる、自分たちの立場に立ってくれることへの対価と位置付けられたのでしょう。
住まい手の方の中には、施工した工務店と疎遠になりOMソーラーの不具合を諦められている方もいらっしゃるかもしれません。そんなときでも、まずはOMソーラーまでご連絡ください。Mさんのように、再びOMソーラーの快適さを感じていただけるように、解決のお手伝いをさせていただきます。
※ここでご紹介している費用は2018年当時のものです。
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