よくあるご質問|OMソーラー
使い方
家を長期間留守にするときOMソーラーはどうすればいいですか
自動モード機能がある場合は自動モードに設定してください。(自動モード機能がない場合は、留守から戻られるときの季節に設定をあわせるとよいでしょう)
補助暖房(タイマー設定も含)や涼風取入モードがある場合には、それらをOFFに設定します。
お湯採りをされている場合は、お手元の貯湯槽の取扱説明書をご覧いただき、タンクの水抜きを行ってください。
設定方法がご不明な場合は施工工務店もしくはOMソーラー株式会社へお問合せください。
夏から冬への切替はいつ頃から
「朝晩、少し冷え込むようになってきたかな」と感じ始めたら、冬または春・秋向けの設定に切り替えて、床暖房をはじめてください。
本格的な冬を迎える前に、蓄熱コンクリートを温めておくとよいでしょう。
昼間はまだ暖房は要らないのですが
お湯採りしながら暖房するとよいでしょう。それでも暑い場合は、窓を開けて室温を調節したり、取り込み運転を午前中だけにしたりと工夫してみてください。
一年目の冬は寒いと聞きましたが
入居前に高温な局所暖房に慣れていたことや、一年目は蓄熱コンクリートがまだ冷たく、本来の蓄熱効果が発揮されていないことから、入居一年目は思ったより暖かくないと感じる方もいらっしゃるようです。
場所により床暖房の効果に差があるのですが
他に比べて、暖かい床の吹き出し口を一部塞ぐことで、床吹き出し口のバランスを調整してみてください。
あまり塞ぎすぎると、風速が速くなりすぎて不快に感じることもありますので、注意してください。調整が難しい場合は、施工工務店もしくはOMソーラーにご相談ください。
屋根に雪が積もってしまったが、集熱できますか
雪が落ちるまでは集熱はできません。ただし、少しの積雪であれば、一般の屋根に比べガラス付集熱面に積もった雪はずいぶん早く落ちるはずです。
補助暖房をつけたまま寝ても大丈夫ですか
加温ボックスやファンコンベクターのような床下を温めるタイプの床暖房であれば、補助暖房を切ってもすぐに寒くなることはありません。
タイマーを上手に利用して、就寝する前に「切」に、起床少し前には「入」の設定をするとよいでしょう。
OMの設定温度は、何℃にすればよいですか
はじめは希望の温度より2~3℃低めに設定するのがコツです。床暖房は低温でも比較的暖かく感じます。
補助暖房にエアコンやストーブを使ってもよいですか
帰宅時や起床時など、すぐに暖かさが欲しい場合は、家全体を温めるOMの補助暖房よりも、局所型の暖房機器を使ったほうが効率がよい場合もあります。
ライフスタイルに合わせて上手に利用してください。石油ストーブなど開放式の暖房器具を使用するときは、換気に十分注意してください。
夜間にエアコンを使っている時は、OMはどうすればよいでしょうか
「夏の夜の外気取り込み」をするときの風量は少なくしておくと良いでしょう。
エアコン使用時に「外気取り込み」の風量を多くすると、冷房負荷を大きくしてしまうことがあります。
たくさんのお湯を採るには、どうしたらよいでしょう
天気の良い日には、昼すぎ頃に一度浴槽にお湯を落とし、2度目のお湯採りに挑戦してみてください。
空気取り入れ口からほこりや花粉が家に入ってきませんか
重量が比較的大きい花粉や大きめの粉塵は、OM空気がゆったりと流れる通気層(秒速数cm~数10cm、タバコの煙程度)では、埃や花粉を積極的に吸い込むほどの強い吸引力はありません。
けれども、フィルターでも除去できないような細かい交通粉塵は、数時間も沈殿しないため、通気層からも進入します。
粉塵や排ガスは集熱空気として多少は取り込まれてしまいますので、空気取り込口を設ける場所を工夫することで、極力少ない量で済むよう検討されることをお勧めします。
そのほか、虫などは
集熱温度(60~80℃)に耐え切れず好んで生息しないと思われます。カビの場合、浮遊しているカビの胞子を取り込む可能性が絶対にないとは考えられませんが、現実的には、取り込まないことよりも、室内で繁殖させない配慮(換気や除湿など)をする方が、適切な対策と考えられます。
その点でOMソーラーには湿度低下と換気の働きがあり、有効です。
また、空気清浄システム「OMエアフォール」を取り付けることにより、花粉はもちろん、 PM2.5も除去が可能です。
⇒ OMエアフォールについて
空気清浄システムが発売されたと聞きましたが、後付けできますか
はい、後付けできます。OMソーラーの空気清浄システムの名称は「OMエアフォール」といいます。
詳しくは施工工務店へお問い合わせください。
ペアガラスの窓が結露するのですが、どうすればよいですか
結露は空気中の水蒸気が飽和しておきる現象です。断熱性に優れたペアガラスであっても、室内の水蒸気が多ければ結露する可能性があります。
換気をしないで煮炊きをしたり、お風呂に入ったり、室内に洗濯物を干したりすると、室内の湿度が高くなり結露しやすくなります。台所やお風呂は必ず換気扇を回したり窓を開けるなどして、換気してください。
結露した場合には、ウエスで拭き取るなどして清潔に保つことが、住まいも住まい手も健康になる秘訣です。
梅雨時、部屋がじめじめしがちです、どうすれば解消しますか
晴れた日に、一時的に集熱した空気を取り込み、床下を乾燥させると、湿度取りに効果的です。
また、雨天が長く続く時には、夏の夜の外気取り込みを避けるために、春・秋向けの設定で運転するとよいでしょう。
冬室内が乾燥します、何か対策はありますか
冬はもともと空気が乾燥していますが、その空気を温めることで、さらに湿度が下がり乾燥気味になります。
対策としては、加湿器を置くほかに、観葉植物や水槽を置く、洗濯物を室内に干す、入浴後の浴室のドアを開けておく、といったことも試してみてください。
冬はお湯採りできますか
冬もタンク内の水はある程度は温かくなりますが、直接使えるほどのお湯は採れません。
真冬にお湯採りを優先させると、暖房に十分な熱が使えなくなりますのでご注意ください。
OMソーラーの使用に際して気を付けなくてはならない事はありますか
【 1 】
床下には有害な防蟻剤・防腐剤を撒かないでください。
OMソーラーの床下は、室内とつながっています。床下にシロアリ駆除剤を撒くと薬剤が室内に入ってくることで健康に害を及ぼす恐れがあります。
【 2 】
OMが動いていない時間は、他の方法で換気をしてください。
外気取り込み時以外のモード、または運転停止時には、OMソーラーの換気機能も停止します。OMソーラーが動いていない時間は、換気扇を回したり、窓を開けるなどしてください。
【 3 】
一週間以上、長期間留守にするときもOMは止めないでください。
OMソーラーシステムには、屋根下を通気させ、屋根面の温度を下げる働きがあります。OMを止めてしまうと日中の屋根面が高温になりすぎる恐れがあります。
(設定等については「家を長期間留守にするときOMソーラーはどうすればいいですか」参照)
メンテナンス
給湯器(ボイラー)が故障したので後継機種を教えてください
OMソーラーでお湯採りされている場合や、OMソーラーと連動する補助暖房を使われている場合には、お使いのシステムとの互換性を確認するため施工工務店またはメーカー取扱い代理店へご相談ください。
特にご利用の貯湯槽が設置後15年以上経過している場合は、給湯器との互換性の観点から、給湯器と貯湯槽セットでの交換を推奨しています。
OMソーラーの取扱製品(貯湯槽、ソーラー対応型エコキュート)については、こちらをご覧ください。
給湯器をエネファームに交換できますか
交換できますが、エネファームのシステムには給湯機能があるため、OMソーラーのお湯採りと併設することのメリットがほとんどありません。
そのため、エネファームに交換される場合は、OMソーラーで暖房のみ引き続きご利用いただき、お湯採り機能は撤去されることをお勧めします。
貯湯槽(貯湯タンク)が故障したので後継機種を教えてください
OMソーラーから製品を販売しておりますので、そちらよりお選びください。(関連ページ)
また、築20年程経つと、ハンドリングボックス内の熱交換コイルが寿命により破損する恐れがありますので、タンク交換の機会にあわせてコイルも交換して頂くことをお勧めします。
OMの貯湯槽をエコキュートに交換できますか
OMソーラーのお湯採り機能を継続したい場合は、弊社で販売しているソーラー対応型エコキュートをご利用ください。市販のエコキュートは、OMソーラーのお湯採りと連動することができません。
ただし弊社販売品のエコキュートに温水床暖房機能はありませんので、OMソーラーと連動する補助暖房を引き続きご利用される場合には、別途熱源器をご検討ください。(関連ページ)
お湯採り機能を撤去される場合には、市販のエコキュートへ交換できます。
(ただし、OMソーラーと連動する補助暖房を引き続きご利用される場合には、温水暖房機能付きの機器を設置する必要があります。)
OMのお湯採りと補助暖房をオール電化へ変更できますか
OMソーラーのお湯採り機能を継続する場合は、弊社で販売しているソーラー対応型エコキュートをご利用ください。(OMの貯湯槽をエコキュートに交換できますか?参照)
OMソーラーと連動する補助暖房を継続する場合は、暖房用ボイラーをヒートポンプ熱源機に交換します。
ただし、60~80℃の温水をつくるガスや灯油ボイラーと比較した場合、弊社販売品のヒートポンプ式温水熱源機の暖房能力は6.3kWで、つくられる循環温水は40~50℃です。
ガスや灯油ボイラーより能力が下がるため、ご自宅の必要暖房能力や設置条件を満たすかどうか、施工工務店へご相談ください。
OMソーラーにメンテナンスは必要ですか
OMソーラーの機能を十分に発揮させるためにも、適切なメンテナンスをすることが大切です。施工された工務店とメンテナンス契約を結び、年に一度の定期点検をお願いすることをお勧めしています。
点検項目を大まかにあげると、ハンドリングボックスのダンパー、ファン、制御盤の操作・表示確認、ダクトの破損、脱落などの確認があげられます。
その他、補助暖房やお湯採りの機能もある場合は、ボイラーや貯湯槽の確認も同時に行います。
OMソーラーの屋根の塗替えに遮熱塗料を使ってもいいですか
遮熱塗料の使用は避けてください。
OMソーラーの集熱屋根面には、ガラス有部分(高温集熱部分)とガラス無部分(予備集熱部分)があり、ガラスの載っていない板金部分でも、予備集熱部分に遮熱塗装をしてしまうとこれまでお湯採りや暖房として利用できていた集熱量が減少してしまい、OMソーラーの効果が落ちてしまうことがあります。
また、同様の理由で現在の塗装色より明るい色にすることもお勧めしていません。
屋根集熱面が汚れると集熱効果は落ちませんか
通常の状態では大きな性能低下はしません。
基本的にOMソーラーの屋根集熱面の汚れは、空気中のほこりが付着することによっておこります。工場地帯や火山による降灰地帯等で屋根面の汚れの進行が早い地域では、その汚れに応じて清掃をする必要がありますが、それ以外の場合ほとんどは雨や雪による自然浄化作用が働き、クリーニングされています。
施工工務店がOMソーラーの会員を退会したらメンテナンスはどうなりますか
OMソーラーの会員を退会すると新規でOMソーラーの家を建築することはできませんが、施工された家のメンテナンスは引き続き行うことができます。
退会工務店に対しても、OMソーラー株式会社から交換部品の供給・販売や修理時のサポート等は会員と同様に行っていますので、引き続き施工工務店へご依頼ください。もし対応が難しいようでしたら、一度OMソーラー株式会社へご連絡ください。
施工工務店が倒産・廃業した場合は、メンテナンスはどうなりますか
施工工務店が何らかの事情で、対応できない場合は、OMソーラー株式会社にて近隣のOM会員工務店の紹介が可能です。お気軽にお問い合わせください。
また、ご依頼されたい会員工務店がありましたら、ご希望の工務店名をOMソーラー株式会社までご連絡ください。
なお、引継工務店による修繕やメンテナンス等のご対応の費用は有償となりますので、ご了承ください。
部品を直接自分で購入できますか
ダンパーモーターやその他の部品の交換にあたっては、電気工事に関わる部分もあるため、お客様への直接販売は行なっていません。
交換後には、正常に機器が動作するかどうかの確認も必要ですので、OMソーラーからは作業を行う工務店へ販売しています。施工工務店または会員工務店へご依頼ください。
シロアリが発生したときは、どのように対処すればいいですか
OMソーラーの家は床下も室内空間と同じですので、一般の薬剤処理は行わないようにしてください。
シロアリの駆除方法として、以下の対処方法 をお勧めしています。
・家の周りや床下等に薬剤が入ったシロアリの餌を入れたカプセルを埋め込み、薬剤が一定量減れば新しい薬剤に交換することで巣を根絶するベイト工法( 商品名:セントリコンシステムなど)
・不揮発性のホウ酸系薬剤(商品名:モクボーペネザーブ、ボロンデガードなど)
※1998年頃までに建てられた OMソーラーの家の場合、床下の高さが10cm程度であることがほとんどです。
その場合、床下に入って点検することが困難ですので、床吹き出し口から確認できない場合は、床に点検口を設けてシロアリの発生場所(活動場所)を確認する必要があります
お手入れ
床下に埃がたまったり、その埃が室内に入ってきませんか
床下の風速は非常に小さいため、床上まで埃や粉塵を巻き上げることはないと考えていいでしょう。
単純に室内側からの埃やゴミが床下に落ちるのを防ぐ方法として、お施主さまがご自身でエアコンやレンジに用いるフィルター(不織布など)を、床吹出口の裏側に付けられることがあります。
ただし、フィルターについては目が細かすぎないものを使う、定期的に交換するなど、OMの空気流れを止めてしまわないようご配慮ください。
リターン口や床吹出口の掃除はどのようにしたらよいですか
ブラシや掃除機をご用意ください。リターン口は暖房シーズンには毎週、それ以外でも毎月以上は行ってください。
吹き出し口はほこりが落ちますので、掃除機のノズルなどを吹き出し口から入れて床下のほこりも掃除します。
エアフォールの掃除はどのようにしたらよいですか
エアフォールには、プレフィルターとメインフィルターの2種類があります。
プレフィルターの汚れは、3か月に1度程度、掃除機で吸い取るか、固く絞った濡れた雑巾で拭き取ってください。
メインフィルターは、1年に1回交換してください。なお、お手入れをする際は、曇天日や夜間などファンが動かない時に行ってください。
詳しくは、各製品の取扱説明書をご確認ください。
故障かな?
制御盤(リモコン)でお湯採り(貯湯)表示がオンなのにお湯採りしません
正常な表示なのか、不具合が発生しているのかを確認する必要があります。
お湯採り表示がオンになっていても、作動条件が揃わずお湯採りしないという状態(正常)のときもありますので、施工工務店、もしくはOMソーラーへお問合せください。
お湯採りができません
すでに十分なお湯が採れていたり、室温の設定が高すぎたりするときは、貯湯槽は運転しません。詳しくは操作説明書を確認してください。
夏の夜の外気取り込みができません
リモコンの設定が正しいかを確認してください。冬や春・秋向けの設定になっていると、夏の夜の外気取り込み運転にはなりません。
詳しくは操作説明書を確認してください。制御盤の操作説明書はこちらからダウンロード可能です。
リモコンの表示がおかしいのですが
操作説明書を参考に、異常な表示なのかを確認してみてください。
エラーが表示されている場合は、エラーコード検索から症状をご確認いただけます。
補助暖房が動かないのですが
リモコンの設定が正しいかを確認してください。
補助暖房を使わない設定になっていると、室温が低くなっても補助暖房は動きません。
機械から(小屋裏から)変な音がするのですが
機械からいつもと違う音がしたり、音が大きくなったりしたときは、OMソーラーの機械に不具合が起こっている可能性があります。
ずっと音がしているのか、音がしているときとしないときがあるのなら、どういうときにしているか、どこから音がしているか、などを確認し、施工工務店または会員工務店へ点検をご依頼ください。
(ご依頼先が不明の場合はOMソーラーへご連絡ください)
こんな音がした場合はこんな原因が考えられます
棟温が高温ですが問題ないですか
夏の昼間など、一時的に棟温が80℃を超えることもありますが、OMソーラーの部材は、施工中、メンテナンス作業、故障などの際に機器が停止することを想定して、耐熱性の高い材料を使用しておりますので、すぐに故障することはありません。
ただし、朝から常に高温だったり、夜になっても高温のままなど、高温の状態が長時間続くようであれば、機器に不具合がある可能性がありますので、施工工務店または会員工務店へ点検をご依頼ください。
(ご依頼先が不明の場合はOMソーラーへご連絡ください)
なお長期の留守にされる場合は、換気の目的や、屋根面が長期の高温状態にならないようにするため、OMソーラーの電源は切らないようお願いします。
夏に集熱取り込み運転するのですが
2017年※以降のタッチパネルをご利用の場合、 運転開始温度を判定するため、定刻になると一時的に「集熱取り込み」運転をします。
決して故障でおかしい動きをしているわけではありませんのでご安心ください。
※詳しくはこちら
2017年以前のタッチパネルや、タッチパネル以外の制御盤をご利用の場合は、機器の不具合の可能性がありますので、工務店さんへ点検をご依頼ください。
夏でもタッチパネルに 冬モードと表示されるのですが
タッチパネル「運転温度の詳細設定(3/4)」の画面では、 冬・中間・夏モードそれぞれの設定室温や設定棟温などを設定しますが、季節に関係なく(夏や中間モードで運転していても)冬モードの設定画面から表示され、現在運転中のモードの表示とは異なります。
※詳しくはこちら
その他
今住んでいるOMの家にOMクワトロソーラーやその他の太陽光発電パネルを設置することはできますか
2通りの方法があります。
OMソーラーは(南面の屋根の)ガラスが無い部分でも熱を集めているため、この面に太陽光発電パネルを設置すると日陰になり、得られる熱の量が減少します。以下の方法はこの点をふまえたものです。
1.OMソーラーの集熱量を落とさない「OMクワトロソーラー」を導入する
「OMクワトロソーラー」は、ガラスが無い屋根部分に太陽光発電パネルを設置してOMソーラーの集熱面としても利用し、パネルから発生する熱までも回収するシステムです。
既存のOMソーラーの家の場合では、集熱屋根部分の全面改修をすることで導入が可能です。(※)
※OMクワトロソーラーは太陽光発電パネル裏面と金属屋根の間が空気層になっているため、既存のOMソーラーの家への設置にあたっては、その空気層位置を変更する屋根面の改修が必要です。
またOMクワトロソーラーの太陽光発電パネルはユニット化された
「金属製集熱パネル」と組み合せますので、屋根に載っているガラスやパネルの種類によっては、「金属製集熱パネル」に交換する必要もあります。
屋根材の葺き替え時など、改修のタイミングと合えばリフォームとあわせて設置しやすいでしょう。
2.集熱量の減少をふまえて太陽光発電パネルを設置する
一般に販売されている太陽光発電パネルを屋根板金の上に設置する場合は、前述の通り集熱効果が落ちてしまうため(一般的には10~30%程度が目安)、どの程度集熱量が落ちるのかをシミュレーションで確認し、設置計画をたてることをお勧めします。
具体的な数字は立地条件や家の仕様によって異なるため、お客さまの家の状況がわかる施工工務店へご相談ください。
(2の場合、OMソーラーの家の屋根は一般の住宅と異なる構造になっているため、それに合う架台を選択していただく必要があります)
※1、2の場合とも、太陽光発電パネルを載せた屋根面は鉄板の屋根面と比べて夜間の涼風取込みの効果が減少する可能性がありますのでご注意下さい。
(夜間の涼風取込みの効果には地域差もあります)
OMクワトロソーラー
ハンドリングボックスを交換する費用はどれくらいですか
交換する機器の種類や現場の設置状況等によって異なりますので、工務店による現地確認後のお見積になりますが、概算の目安としてはハンドリングボックス・制御盤とも交換する場合、1台あたり~100万円程度とお考えください。
※具体的な価格については工務店へお見積をご依頼ください。
大雨により床下浸水してしまいました。どうしたらよいですか
まずはOMの取り込みを停止し、きれいに洗浄をおこなってください。
床下空間が室内とつながっているため、洗浄をされる際は、薬剤・匂いの強いものは避け、逆性石鹸等の室内で使用できるようなものをご使用ください。
洗浄後は、よく乾燥をさせてください。
OMソーラーを利用停止、撤去する場合の注意点はありますか
OMの利用を永久に停止する場合は、ハンドリングボックスを停止するだけでなく、ガラスの取り外しと、屋根を一般の住宅同様の構造にする改修工事をお勧めします。
ガラスがあることにより屋根面が高温になり、夏の暑さや建材の劣化が早まる恐れがあるためです。すぐに外せない場合は、足場をかけて行う屋根の葺き替えや塗装等の改修時期と合わせて行なってもよいでしょう。