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vol.15 厳冬期の配管凍結に注意/もし凍結したら

寒波の到来や、シーズン一番の寒さの予報が出たときなど、厳冬期には配管の凍結に注意が必要です。
 

旧タイプの貯湯槽は特に注意

▶直接集熱式貯湯槽
日立製の貯湯槽や、ノーリツ製の貯湯槽(型式が「HTA」)の、水を直接循環させる貯湯槽は特に冬季の配管内の水の凍結に注意が必要です。
※天井で断熱していてハンドリングボックスのある小屋裏の温度が外気温と同じになる家では、お湯採りコイルの凍結による破損が起こる場合もあります。
 
▶間接集熱式貯湯槽
不凍液を使うタイプの貯湯槽は直接式の貯湯槽より凍結の可能性は低くなりますが、貯湯槽への給水管や、貯湯槽と給湯器の間の配管など、貯湯槽周りの配管に保温やヒーターなどの凍結予防策がとられていない場合は凍結の可能性があります。
 

対策

可能であれば、外に露出している配管を布や保温材で巻く、蛇口から少量のお湯を出しっぱなしにしておくなどの予防策を行いましょう。
凍結防止ヒーターを取り付けている場合は電源を入れておくようにしてください。
OM貯湯槽をお使いの方は、取扱説明書に案内がありますのでご覧ください。
 

 

凍結した場合は

凍結したときは、蛇口を開けてもお湯も水も出ませんので自然解凍するまでお待ちください。
解けた後は、お湯も水も使っていないときに水道メーターが回っていないかをご確認いただき、もし回るようなら、凍結による破損箇所から漏れている可能性がありますので、工務店さんへご連絡ください。

 

お湯採り再開時に点検を

暖かくなりお湯採りをし始める時期に、冬に凍結破損していた配管や機器などからの水漏れに気付くことがあります。
お湯採りを始めたときに、外の貯湯槽まわりや、小屋裏のハンドリングボックスのお湯採りコイル・配管など、異常がないか、一度チェックしてみましょう。水漏れなど不具合が見つかった場合は、工務店またはOMソーラーお客様サポートセンターまでご連絡ください。

 

 

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