寒いとき、真冬の使い方
寒いときにはより暖かくしたいと、設定温度を30℃などの高めの温度にしたくなるところです。しかし外気温が低いときに設定温度を高くすると、逆に暖房が効きにくくなることがあります。
これは、室外機が室温を設定温度に近づけようとフル稼働しすることで「除霜運転」が起こり、暖房が一時的に停止することが原因です。
なるべく「除霜運転」に入らずに暖房運転をするには、設定温度は25℃以下(20~23℃がおすすめ)にすることがポイントです。
室温が下がりきらないように、不在時も電源はオフにせず、設定温度を控えめにして運転するおでかけキープ運転をご利用ください。
暖かい空気は上に昇るため、なるべく下に向かうように天井吹出口の羽根(ルーバー)を真下に向けましょう。
● エラーが表示されて温風がでないときはまずお掃除を
「A1」エラーがリモコンに表示され、温風が出なくなることがあります。
その場合は、吸込グリルのフィルターや室内ユニットの筒形フィルターをお掃除して、主電源入/切スイッチを一度押して「切」にしてから、再度押して「入」にしてみてください。お掃除してもエラーがリセットされない場合は、施工工務店または弊社お客様サポートセンターまでご連絡ください。
▶吸込グリルのお掃除方法はこちら
————
寒いときによくいただくご質問
Q1. 設定温度を30℃にしても暖かくなりません。なぜですか?
A1. 設定温度を高くしすぎると、室外機が熱交換器についた霜を溶かす除霜運転を行い、その間暖房が停止します。一度の除霜運転は10分程度ですが、設定温度が高いと何度も除霜運転に入るため、暖房の停止時間が長くなります。
設定温度は25℃以下(20~23℃がおすすめ)にお願いします。
Q2. 寒くなってから室外機の音が大きくなりました。故障でしょうか?
A2. 音が大きいと感じるのは常時なのか、朝方・夜間など、時間帯によってしたりしなかったりなのかによって対処が異なります。以前より大きな音が常時している場合は、機器の不具合の可能性があります。施工工務店もしくはお客様サポートセンターまでご連絡ください。音が常時ではない場合は、除霜運転をしている場合があります。Q1をご覧いただき、設定温度が高すぎないか、ご確認をお願いします。
「こんなときはどうしたら?(PA)」のその他の記事を読む
-
2024年05月13日 更新
-
2024年05月07日 更新
-
2024年02月12日 更新
-
2024年01月15日 更新
-
2023年11月28日 更新