お手入れ|Passiv Aircon
吸込・吹出グリル、室内ユニットのフィルターのお掃除と、室外ユニット周りのお掃除を行います。
フィルターの目詰まりは、空調の効果や電気使用量に影響するだけでなく、故障にもつながります。
室外ユニットも吸込口のつまりが能力低下や故障につながります。必ずお手入れを行なってください。
吸込・吹出グリル
リモコンの「お掃除マーク」が表示され「主電源ランプ」がゆっくり点滅したら、吸込・吹出グリルのフィルターの汚れを確認します。
汚れていたら、吸込・吹出グリルのお掃除をします。
まだ汚れていない場合は解除します。(本項目の「お手入れが終わったら」を参照)
お掃除の準備
グリルのお掃除に使う道具を用意します。
汚れが軽い時
汚れがひどい時
シンナー・アルコール・ベンジン・ガソリン・灯油・スプレー・酸性洗剤・アルカリ性洗剤・科学ぞうきんの薬剤・クレンザー等けんま材入の洗剤・殺菌剤・消毒剤などは変質・変色の原因となります。
吸込グリルのお掃除
- グリルを外します。手掛部に指先をあてて、下側に引っ張ると外れます。
- グリルからネットフィルターを取り外します。
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ネットフィルターを掃除します。軽く手でたたくかそうじ機でほこりを吸い取ります。
汚れがひどい場合は水に中性洗剤を溶かして押し洗い(もみ洗いは禁止)し、よく乾かします。著しいネットフィルターの目詰まりや繊維の破損、ほつれがひどい場合などは、交換用ネットフィルターを購入し交換します。 (オンラインストア)
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グリルを掃除します。かたく絞った布でふきます。
汚れがひどい場合は薄めた中性洗剤を浸した布でふきとり、洗剤が残らないようによくふきとります。 - ネットフィルターをグリル内側へ入れ、グリル手掛部とパイプガイドの切欠部を合わせて元どおりにはめこみます。
吹出グリルのお掃除
グリルが汚れていたら、乾いた布で拭きます。
※汚れがひどい場合は薄めた中性洗剤を浸した布でふきとり、洗剤が残らないようによくふきとります。
お手入れが終わったら
確定スイッチを約3秒間押して解除してください。
「ピピッ」とブザーが鳴りお掃除表示が消灯します。
室内ユニット
小屋裏に設置された室内ユニットには、筒形フィルタが4つ取付けられています。
すべて掃除を行ってください。
3ヶ月(季節の変わり目)をめやすにフィルターをお掃除します。
準備
室内ユニットの内部でファンが高速回転していますので停止する操作を行います。
フィルターのお掃除に使う道具を準備します。
汚れが軽い時
汚れがひどい時
筒形フィルターのお掃除
- 取り付けられた状態のまま、軽い汚れをそうじ機で吸います。
- フィルターを機器からより外し、水洗いします。汚れがひどい時は、軽くスポンジや中性洗剤を使います。
- 充分水気を取り乾燥させます。脱水機を使って水気を取る場合は、1分程度脱水します。
※もみ洗いや、強く絞ることは避けてください。フィルターの素材を痛める原因となります。
お掃除後は、以下の手順でフィルターを戻します。
- サイズの合う吸気口にフィルターを取り付け、付属の固定バンドでしっかりと固定します。
- 太い方の吸気口のくぼみは浅く、筒形フィルターが抜けやすいため、しっかりと固定してください。
- 筒形フィルターの取付けや固定が不確実な状態で使用すると、安全かつ正確に吸気ができない場合がありますので、ご注意ください。
筒形フィルタの交換目安は、「1年」です。
リモコン
床吹出口
床吹出口のお掃除方法についてはこちらをご覧ください。
変形や汚れ・錆びがないか、開閉シャッター付きの床吹出口は開閉がスムーズにできるかを確認しましょう。
中央部分が曲がり、隣の吹出口と高さが合っていない
シャッターの開閉がスムーズか
ドレントラップ
室外に出ているドレン配管のドレン用トラップも定期的に点検・掃除を行います。
用意するもの:歯ブラシなど
清掃方法:清掃方法をまとめたPDFをご覧ください。
お手入れが終わったら
- 室内ユニット専用ブレーカーを「入」にします。
- 主電源入/切スイッチを「入」にします。