梅雨の時期、冷房と除湿どちらがいいの?
梅雨の時期は、「冷房運転と除湿運転、どちらを使えばいいですか?」とご質問をいただくことがあります。
基本的には冷房運転にします。それでも室内の湿気が気になる場合は、除湿運転に切り替えましょう。
また、送風運転をして、部屋間の温湿度のムラを軽減するのも有効です。
冷房運転と除湿運転のちがい、使い分け方についてご案内します。
冷房と除湿の違い
冷房と除湿の違い
冷房運転・・・室内が設定温度付近になるように、「設定温度」のみでコントロールします。
除湿運転・・・室内が設定湿度(強・中・弱※)と設定温度付近になるように、湿度と温度をコントロールします。
※除湿運転の「強」は相対湿度50%、「中」は60%、「弱」は70%を目標にコントロールします。
除湿運転・・・室内が設定湿度(強・中・弱※)と設定温度付近になるように、湿度と温度をコントロールします。
※除湿運転の「強」は相対湿度50%、「中」は60%、「弱」は70%を目標にコントロールします。
目的別の使い方
■室温を下げたいとき
→ 冷房運転
■家全体の空気のよどみや部屋間の温湿度のムラが気になるとき
→ 送風運転(冷房はおこないません)
■送風運転したけどまだ湿気が気になるとき
■室温はそのままで湿度を下げたいとき
■除湿を優先し、かつ室温も下げたいとき
■室温はそのままで湿度を下げたいとき
■除湿を優先し、かつ室温も下げたいとき
→ 除湿運転
除湿運転の注意点
- ・家全体の湿度を均一化するため、除湿運転するときは、ABC全ての系統「ON」がおすすめです。
- ・外気温や室温、設定室温によっては、除湿運転を行わず、停止または冷房(暖房)運転を行なうことがあります。
- ・運転状況にもよりますが、冷房運転より除湿運転の方が消費電力が大きくなります。
- ・除湿運転、冷房運転停止後は機器保護のため数分間乾燥運転をおこないます。
機器の運転以外での湿度対策
お湯張り時や入浴時、料理中など、湿気が発生するときは、浴室やキッチンの換気扇を回して強制的に湿気を外に出すようにしてください。
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