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【道具vol.01】 米研ぎザルの使い方と手入れ

~ カゴやザルの長持ちする話 ~

米を研ぐための道具「米研ぎザル」。これで米を研ぐとごはんがおいしく仕上がるのをご存知でしょうか。
それは、おいしいごはんを炊くのに欠かせない研ぎ・水きりを、米研ぎザルが叶えてくれるからです。

1 米研ぎは水が透明になるまで、素早く。
米研ぎザルが納まるボールを用意して、水を替えながら素早く研ぎます。ザルの素材は竹やマタタビ。 水にぬれるとしなやかさを増し、ザルの形状や編み目が米粒へやさしく当たり研ぎやすい。 そのうえ、水替えもザルを持ち上げてボールの水を流すだけ。米研ぎ専用のザル、米がザルの目を抜けてしまうこともありません。

 2 しっかり水きり。
米研ぎザルを使って研ぎあげた米は、そのザルを水切りにも使います。 風通しのいい場所に10分ほど置いておくと、米粒がパラパラと乾燥します。 そのタイミングが鍋や釜に移すタイミングです。

 

 米研ぎザルの手入れ

そして、もう一つ、おいしいごはんが炊ける理由があります。
米研ぎザルは、正しい手入れをしながら使うことで10年以上使えるものもあるそうです。 そう聞くと10年後までおつきあいしたいと感じるのが人の心。 正しく米を研ぎ、正しい手入れをする、その心がけが所作を丁寧にし、おいしいごはんに仕上げます。 米研ぎ同様に、手入れも決して難しくはありません。要点は3点。

ひとつは、使った後には風通しがよくカラッと乾燥し、とはいえ過度に陽が当たってしまう事のない場所を選んで乾燥させること。 360度同じように空気に触れ、水が溜まる場所を作らないことも大切です。
もうひとつは、日々の暮らしで使い続けること。 使い続けていれば、人の目にも触れなくなりカビても気づかない、乾燥しすぎて材料が割れてしまう、ということもありません。
そして最後に、「人が気持ちいい場所がザルにとっても気持ちいい」、そのように接すると長持ちするそうです。

 

カゴやザルはみんな「人が気持ちいい場所」が気持ちいい

台所だけでなく、玄関、リビング、寝室など、家の中を見渡してみると、一つはカゴやザルを持っていませんか? カゴやザルはみんな、米研ぎザルと同じように人にとって気持ちがいいことが長持ちする秘訣だそうです。そう聞くと、気持ちがいい場所を想像するものです。 例えば、梅雨時には、ジメジメしない風が通りさらりとした場所。夏には太陽がギラギラ当たる場所を避けた、風の抜ける木陰を思い浮かべます。 気持ちがいい場所に置き、埃がついたらブラシやタワシでさっと払い、使ってみてください。 そうすることで、きっと素材や編みかた、そして作り手についても思いを馳せながら、カゴやザルと、仲良く暮らしを育んでいけるでしょう。

おいしいごはんをつくる米研ぎザルの話は 「きづきvol.29『道具 Vol.01米研ぎザル』」 をお読みください。(PDF8.7MB)

 


このコーナーは、世界のカゴを扱うお店「カゴアミドリ」の伊藤さんにお話を伺い、 きづき編集部とOMclass事務局が編集いたしました。

伊藤征一郎さんプロフィール:
1970年生まれ。 国内外の山を歩くことが好きで、自然保護に関心を持つ。 アウトドア製品を扱う企業に長く勤務し、40代を前に夫婦で起業を決意。 途上国でつくられたフェアトレード製品を中心に、かごの専門店をスタートさせる。 日本国内は全国各地に直接足を運び、ものづくりの背景を見聞きしながら、その魅力とともに伝えるお店づくりを行っている。
著書:カゴアミドリのかごの本 2014年6月30日/株式会社マイナビ発行
「世界のかご カゴアミドリ」 東京都国立市中1丁目15-6 2F http://kagoami.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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