【お手入れvol.1】 木の床の手入れ
日本の住まいにとって木材は最も身近な材料であり、強度、加工のしやすさ、調湿性、コストなど、木材には様々なメリットがありますが、何より無垢の木の質感は、暮らしの中で触れるたびに心地よい感触を与えてくれますし、年月の経過による風合いと深みは落ち着いた空間を作り出してくれます。
この無垢の木の変化を楽しみながら、長く付き合っていくためには、適切なメンテナンスが必要です。 「とにかく手軽で、メンテナンスの回数も少ない方がいい」という考え方もありますが、毎日触れる部分の塗装となると、塗料そのものの安全性にも気を遣いたいものですし、木の経年変化、キズなども味わいに感じられるような塗料を使って、自分たちで手入れをすることが愉しみの一つ、というのも素敵な暮らし方です。
メンテナンスの方法は、まずはどのような材で、どのような塗装をされているのかを知ることからです。その上で、適切な塗料を選んでください。家全体を一気に塗装しようと思うと、なかなか覚悟が必要で、つい先伸ばししてしまうこともあると思いますが、まずはよく触れる場所、よく歩く場所。気になっているところからはじめてみてください。
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