1.交換部品一覧 でご覧いただいたように、ハンドリングボックスや制御盤は、設置から10～15年以上経過すると徐々に部品の寿命を迎えはじめます。ダンパーモーター等の部品交換が可能な機種もありますが、それらを交換後に、制御盤など交換品がない部位が故障した場合、結局ハンドリングボックスごと交換が必要になるケースもございます。
そのため、長くＯＭソーラーの家にお住まいいただくためにも、設置後15～20年以上経過した場合は、ハンドリングボックスと制御盤ごと現行機種（Y2型ハンドリング・タッチパネル）へ交換することをお勧めしています。

交換のメリット

1. グッドデザイン賞受賞のタッチパネルで現在の運転状況や空気の動きが
アニメーションでよりわかりやすくなる。操作の様子はこちら
2. LEDランプで運転モードやエラーの有無が一目でわかる
3. エコナビＯＭに接続すればインターネット上から運転状況がわかる。
スマホからの操作も可能。遠隔で工務店さんに運転状況を確認してもらえる
4. 季節モードを自動判定。手動による切替も可能
5. 夏は定期的な室内排気運転で室内の空気をこもらせない

さらにオプションで機能追加

6. ＰＭ２.５も除去する空気清浄機ＯＭエアフォールと連動運転
7. 専用の太陽電池を設置すれば停電時も運転できる（自立運転）

▶　現行タイプのY2型ハンドリング・タッチパネルの製品カタログはこちら

 

エコナビOMとは

現行機種のハンドリングボックスと制御盤（タッチパネル）には、エコナビＯＭが標準でセットされています。
エコナビＯＭでは、ご自宅のＯＭの運転状況や温度のグラフだけでなく、データを公開している全国のＯＭソーラーの家の運転状況と環境家計簿もご覧いただけます。
不具合が生じた際は、運転データを工務店やOMソーラーにて確認できるため、スムーズな解決につながります。

 

 

現在お使いの機種からの変更点

ハンドリングボックスと制御盤を現行のY2型タイプへ交換すると、制御方法などが変わる部分があります。
（機種名をクリックすると、その制御盤とY2型を比較したご案内を表示します）

機種 ／　機能のちがい	Y2型 （タッチパネルタイプ） サイズ W120×H120×D24mm	T型制御盤 サイズW232×H272×D50mm	DOM型制御盤 サイズ W140・W84 ×H210×D44mm	大崎制御盤 サイズW235×H300×D75mm	旧制御盤 サイズW400×H278×D64mm
季節モードの切り替え	自動 or 手動	手動	手動	手動	手動
設定の変更操作	タッチパネル画面を切り替え操作 こちらからタッチパネル操作の様子を 動画でご覧いただけます。	ボタン + ダイヤル	スイッチ + ダイヤル	ボタン	ボタン + ダイヤル
お湯採り	自動	アナログ・デジタル2桁制御盤・・・自動 デジタル3桁制御盤・・・手動	手動	手動	手動
棟温度センサー	なし（入口温度兼用） ※棟温センサーによる雷故障軽減と メンテナンス性向上を目的とした変更 ※棟温表示（入口温度）がこれまでより低くなりますが、集熱量は変わりません。	あり	あり	あり	あり
集熱開始制御	探り運転 + 棟温度設定 ※探り運転とは・・・運転開始条件になったか確かめるため、定刻になると 一時的に集熱取り込みをする運転（夏も一時的に集熱取り込み運転をします）　 ※運転開始時間がこれまでより遅くなることがあります。 ※棟温センサーを設置し棟温制御に変更することも可能です。	棟温度設定（固定）	棟温度設定	棟温度設定	棟温度設定（棟サーモ）
冬の排気運転の制御 （オーバーヒート対策）	冬モードのとき 室温設定≦室温+3℃	ソーラー・貯湯排気モードのとき 室温設定＜室温	設定室温＜室温	×	×
夏（日中）の取入運転の制御	室温設定－10℃＞室温	ソーラー・貯湯排気モードのとき 室温設定＞室温	取入運転しない	×	×
夏（夜）の外気取入運転の制御	室温-1℃≧外気温 　　（運転時間は20時～5時）	冷風（涼風）モードで以下の全ての条件が揃うとき 外気温＜室温 設定室温＜室温 棟温＜40℃	手動	×	×
夏排気運転時の室内排気	○ 自動	○ 季節問わず手動	×	×	×
ファン	シロッコファン（音が静か）	プロペラファン／斜流ファン ／シロッコファン	シロッコファン	プロペラファン／斜流ファン	プロペラファン
湯温表示	○ オプション（別途工事必要）	×	○	×	×
強制停止操作	○ 全閉停止	×	△ ファン停止のみ	×	△ ファン停止のみ
融雪運転	×	×	×	○	△ 融雪仕様制御盤のみ
排気運転時に床下の空気も排気	×	M型ハンドリング○ T型ハンドリング×	○	○	○