vol.11 OMソーラー 断水したときは
断水時の対処方法
- 貯湯槽やエコキュート機器本体の電源を切る
- 水道メーターの元栓を閉める。(給湯栓や混合水栓を使用しないでください)
断水時にタンクから生活用水を取り出す方法
断水したときや非常時、貯湯槽やエコキュートのタンク内のお湯(水)を生活用水として利用できます。但し、飲用や調理には使用しないでください。また、タンク内のお湯が熱い場合は、冷めてから取り出してください。
▶ 貯湯槽から非常用水を取り出す手順
(機器の破損につながりますので、手順を誤らないようご注意ください)
(機器の破損につながりますので、手順を誤らないようご注意ください)
- 建物内の蛇口が閉じていることを確認してください。
- 貯湯槽の給水栓(※1)を閉じてください。
- 貯湯槽にある逃し弁(※2)のレバーを持ち上げ、逃し弁を開放します。
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貯湯槽下部にある排水栓(※3)をあけ水を取り出します。水の取得が完了した場合には、5の排水栓と4の逃し弁を閉じておきます。
※1 給水栓は貯湯槽内または外に設置されています。
※2 逃し弁は機種によって、以下の場所にあります。また凍結防止のため発泡スチロールで囲ってある場合があります。
・旧タイプのOM貯湯槽(角型・HT-D30P-OM-1)/正面パネルを外すと左手上部にあります。(右写真)
・現行のOM貯湯槽(角型・EST-S30F-OM)/正面パネルに逃し弁用のフタがあり、そこを開けると操作できます。
・DC貯湯槽(丸型)/本体外部の上部にあります。
・ノーリツ製STシリーズ/右手上方にあります。
・日立製SEシリーズ、ノーリツ製HTAシリーズなどの、給湯ポンプを内蔵しているタイプの貯湯槽には逃し弁はありませんので、5にお進みください。
※3 排水栓はタンク下部にあります。配管施工状況によって排水管から水を取り出せない場合もあります。
▶ エコキュートをご利用の方や、各機器の取扱説明書は以下よりご覧ください。
【】内は非常用水の取り出し方の説明ページ
- OM貯湯槽(EST-S30F-OM 2016.9~)【P.11】
- OM貯湯槽(HT-D30P-OM-1 ~2016.9)【P.14】
- DC貯湯槽(太陽電池駆動タイプ HT-E30-1)【P.8-9】
- エコキュート・ソーラーヒート(矢崎製SHE-E0042AE-45NNOM 2014.3~)【P.58】
- 太陽熱利用エコキュート(長府製HSE-4301CZN 2014.12~2021.11)【P.71-72】
- 太陽熱利用ガス給湯暖房システム(長府製)【P.105】
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※お使いの機種が上記に該当しない場合は、こちらより取扱説明書をご覧ください。
断水復旧後の措置
※エコキュートご利用の方は上記の取扱説明書より復旧後の詳細手順をご確認ください。
- 排水栓、逃し弁、給水栓が閉じていることを確認のうえ、水道元栓をあける
- タンクが接続されていない水道の蛇口より汚れた水や赤水が出ないことを確認(ある程度水を出して水道管に溜まった汚れた水を出しつくす)
- 排水栓、給水栓の順に水栓をあける
- 機器本体の電源を入れる ※機器が冠水・浸水した場合は通電しないでください。
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